2016年 12月 07日
ラブコフレ 漫画家とヤクザ act5 コダ
なんかね、もうね、読んでると、田島貴男のあのベルベットヴォイスが脳内でエンドレスリピートするんですよ。
そのくらいキスキスキスの雨あられですよ。
もー。
吾妻さんも累ちゃんも、たわいない会話もまるで恋人同士みたいなのに、肝心なことばは出てこないんですね。その代わりにキスいっぱいって、ある意味肉体言語って感じ。
吾妻さんが、累ちゃんに八代からの電話をとらせなかったあのシーン、ほんとにグッときます。
お互いの身体を愉しんでいる時間を邪魔されたくなかったのか、それとも近い将来やってくる別れを少しでも引き延ばしたかったのか…。
累ちゃんの手は、累ちゃん本人よりずっと雄弁ですね。
だって累ちゃん、 これまでヤッてる最中でさえ吾妻さんの身体にさわることもできなかったんですよ。
それが、手をぎゅっと握り返したり、吾妻さんの背中に腕を回したり。
まさに、手は口程にモノを言う、ですよ。
八代、黒塗りのワゴン車に乗っけられてあっさり退場。最後まで見事なゲスっぷりでした。
吾妻さんのヘンなヤキモチはここでも炸裂しましたが、累ちゃん、太ったことを担当さんには言えても、吾妻さんには言いたくなかったのね。
無自覚でもこれぞ乙女心。
「…離れたくねえな」
「うん」
…見てるこっちが赤面するっちゅうねん。
by mejewellery
| 2016-12-07 18:16
| 漫画